ATF交換に関すること7つ!オートマフルードの重要性と関連事項を解説

ATF(オートマフルード)は交換が必要にもかかわらず、オイルの種類や交換方法を誤ると、不具合やトラブルを起こす、デリケートな作業が必要なフルードです。交換の時期やタイミング、方法や費用、ATF交換に関する注意点などについて説明しています。

ATFとは

ATFとは、オートマチックトランスミッションフルード(Automatic Transmission Fluid)の 略称で、オートマフルードと呼ばれています。AT車のエンジンの動力の伝達、ギヤを摩擦から保護する潤滑機能、ATの熱を逃がす冷却機能など、自動変速をするために必要な役割を担っているオイルです。

ATF「オートマオイル」は劣化が遅いオイル?

ATFはエンジンオイルと比較すると知名度が低く、あまり知られていないオイルですが、劣化が遅いオイルというわけではありません。使用年数や走行距離に比例して徐々に劣化し、不純物が増えていき、車の発進や加速、ギアチェンジがスムーズに行えなくなったり、燃費の性能が低下したりするなど、さまざまなトラブルを引き起こします。

ATF交換に関すること7つ

ATFはエンジンオイルの交換のように、定期的に交換しなくてはいけないのかというと、そうではありませんが、とりあえず交換しておけば大丈夫というオイルでもありません。知識なく安易に交換すると、交換したにもかかわらず不具合を引き起こす可能性もあります。時期やタイミング、方法や費用、ATF交換に関する注意点などについて説明していきます。

ATF交換に関すること1:ATF交換は必要?必要ない?

ATF交換は必要か必要ないかと問われると、答えは必要です。しかし、ATFは各メーカーによって交換時期として推奨されている走行距離がバラバラで、一概に決まった取り決めがありません。定期的にメンテナンスすることに越したことはありませんが、12か月点検や最低でも車検時には、専門家に汚れをチェックしてもらい、状態に応じて交換してもらいましょう。

ATF交換に関すること2:ATF劣化頻度は乗り方で異なる?

ATFの劣化頻度は乗り方で異なります。ATFも他のオイル同様に劣化してしまいます。高温や汚れ、粘度の低下により劣化が進行し、摩擦特性に大きな影響を与えるようになります。渋滞によるノロノロ運転が普段から多い、偏平、ワイドタイヤを装着している、山道走行、急発進、急加速を頻繁にしているなど、負担がかかりやすい運転は、ATFだけでなく車体そのものの劣化スピードを早める原因となります。

ATF交換に関すること3:ATF劣化によるトラブル

ATF劣化によっておこる代表的なトラブルの現象は次の6つです。

1つ目は発進時のもたつき、2つ目は加速の低下、3つ目はギアチェンジ時にショックが大きくなる(ガクっとなる)、4つ目はギアチェンジが滑る、5つ目は燃費の悪化、6つ目はトランスミッション(変速機)の不具合による走行不能です。

最後のトランスミッションの不具合による走行不能は最悪のケースですが、適切なタイミングを逃さない注意しましょう。

ATF交換に関すること4:ATF交換後のトラブルもある?

ATFは交換時にゴミが入ったり、メーカー指定以外のATFを使用すると、コンディションが変わり、異音や2次的な不具合を起こしたりする可能性があります。また、年式の古い車やこれまで一度も交換をしていないケースは、蓄積された不純物が内部詰まりを起こし、故障の原因につながります。ATFは長い間交換してないからといって、必ず交換しなければならないオイルではありません。自己判断で交換するのは避けましょう。

ATF交換に関すること6:ATFの交換費用

ATFの交換費用は各メーカーによって異なります。各メーカーの2018年7月時点での交換費用の目安は次のとおりです。トヨタ系ディーラー16,200円、日産系ディーラー12,600円~13,650円、ダイハツ系ディーラーが7,992円~となります。また、大手カー用品店では約5,000円~約30,000円と大差がありますが、ATFの種類と車種により料金が異なるためです。

ATF交換に関すること7:ATFの交換方法

ATFの交換方法は、主に圧送式、吸引方式(上抜き)、下抜き、市販のオイルチェンジャーの4種類があります。市販のオイルチェンジャーを除いては、いずれも一般的な交換方法ですが、効率のいい方法やそうでない方法、走行距離が少ない車向けなど、それぞれ特徴が異なります。信頼できる整備工場や専門店、ディーラーに交換依頼することをおすすめします。

圧そう式

圧そう式とは、オイルクーラー接続部から交換する方法です。圧力によってオイルを強制排出しながら交換する方法です。一気に交換が出来るので効率の良い方法になりますが、強制的に圧力をかけることによって固着した不純物を循環させてしまう可能性があります。長期間交換していない場合は注意が必要となります。

吸引式(上抜き)

吸引式(上抜き)とは、ATFレベルゲージ口からオイルチェンジャーを接続して、古いオイルを吸引排出し、その後新しいオイルを注入するという作業を繰り返し行い、循環させて交換する方法です。誰が作業を行ってもバラつきがない特徴がありますが、交換効率があまりよくないため約2万キロ前後を目安に定期交換している車もしくは低走行車向けの交換方法です。

下抜き

下抜きとは、車をジャッキアップしてATトランスミッションの下部にある抜き取り口からATFを抜き取り、抜いた分と同量の新しいオイルを注ぎ足していく方法です。エンジンオイルの交換と同じシンプルな方法ですが、オイルパンは一定の量しか溜めることができません。溜まった分しか交換ができないため、作業を何回かに分けて繰り返す作業が必要です。

市販のオイルチェンジャー

市販のオイルチェンジャーは、手動ポンプ式の自分で行う交換方法です。ATF交換は、さまざまな不具合を起こしやすいため細心の注意を払った作業が必要です。よほどの経験や知識がない限り、自分で交換するのは避けましょう。取り返しのつかないことにならないように、信頼できる整備工場や専門店、ディーラーなどに依頼することをおすすめします。

ATF交換のポイント

ATF交換のポイントは、適切な時期にきちんと交換してもらうことと、日ごろから不調サインを見逃さないように意識しておくことです。ATFの分かりやすい不調サインは、シフトチェンジするときのショックが大きくなった、滑りやすくなった、燃費が悪くなった場合です。思い当たる現象がある場合は、専門店や整備工場、ディーラーで点検してもらいましょう。

ATFの種類は車種・形式で異なる

ATFの種類は車種・形式で異なり、各メーカーでは車種やグレード応じた推奨オイルを指定しています。自分の車の指定オイルの種類は、ATFのレベルゲージ(オイル量を確認するパーツ)の刻印、もしくは取扱説明書で確認することができます。簡単に確認することができるので、一度確認してみましょう。

できるだけメーカー純正品を

国産車対応ATFと呼ばれている市販のオイルは、使用できないわけではありませんが、すべてのAT車に適合するわけではありません。各メーカーが推奨しているオイルには、車種やグレードの機能性を高めたり、性能を維持したりする役割を兼ね備えたオイルが使用されています。快適に走るためにも、できるだけメーカー純正品を使用しましょう。

メーカー系ディーラーで交換がおすすめ

ATFの交換は、ディーラーでなくてもカー用品店などで交換することができますが、メーカー系ディーラーでの交換がおすすめします。おすすめする理由は2つあります。1つ目は、自社製品に対しての知識や経験が豊富なので、安心して任せられることです。2つ目は、メーカー保証期間内に純正以外のオイルに交換し、不具合が出た場合は、メーカー保証が受けられなくなる可能性があるからです。

ATF劣化で見られるトラブルが発生したらディーラーに相談しよう

ATFの交換時期は各メーカーかごとに走行距離が推奨されていますが、走行距離はあくまでも目安で普段の乗り方によって劣化スピードは変わってきます。また、中古車であれば過去のメンテナンス状態を確認することができず、ATFの劣化による不具合だと気づかない可能性もあります。ATF劣化で見られるトラブルが発生したら、自己判断せずにディーラーに相談しましょう。

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