家でできる車の点検!日常点検、車の周り編【ベテラン整備士が教えます!】

毎日新型ウィルスの報道ばかりが流れてとても不安な日々を過ごしていると思います。

全国的に自粛制限が出されお家にいなければいけない間にお車の日常点検に挑戦してみるのはいかがでしょうか。本来は日常点検は使用者の義務となっておりますが、なかなかじっくりと自分の車を点検する機会はないかも知れません。時間のある今、色々見てみると発見があるでしょう。収束されて旅行やドライブに出掛けられる日を楽しみにお車のメンテナンスをしてみましょう。

国土交通省から提案されている日常点検チェックシートに基づいて今回は車の周りを点検してみます。

ライトの点検

まずはライトです。ライトにはフロント部分にヘッドライトとスモールランプが付いています。スモールランプは車幅灯とも呼ばれています。ライトはハイビーム、ロービームが点灯するか確認します。もしもどれかが切れてしまっていたらとても危険です。切れている場合は交換しましょう。ライト類は量販店でも販売しておりDIYで交換する人も多いかと思います。ライトの交換は意外に簡単ですが、ボンネットを開けてライトの裏側を見てみるとコードやカバーなど色々あって不安になるかもしれません。手順を踏めばとても簡単ですが、自信の無い場合は整備工場などで交換してもらいましょう。ウインカーも右と左が点滅するか確認します。後部に回りブレーキランプ、テールランプ、バックランプ、ウインカー、ハザードなど全て点灯するか確認します。お一人では難しいので御家族や友人に見てもらうのがいいと思います。

後方のライト確認

ブレーキランプはブレーキを踏んだ時に点灯するもの、テールランプはヘッドライトを付けた時に同時に点灯するものです。忘れがちなのがナンバー灯です。テールランプの点灯と同時にナンバーを照らす位置にある小さなライトです。切れていると気づかない事が多いのでしっかりチェックしておきましょう。どのランプが切れていても危険ですし、違反となります。点灯しない場合は速やかに交換しましょう。

タイヤの点検

次にタイヤをチェックします。

まずは、目視で確認できる亀裂や損傷を見ます。タイヤに亀裂がはいっていないか、異物が挟まっていたり刺さっていたり、付着していないか確認します。手でタイヤを撫でて異物がないかも確認しましょう。ただ、タイヤは地面と擦れるのでとても汚れています。使い捨ての手袋を付けるなどして触った後は入念に手洗いをしましょう。また、片減りがないかも見ます。内側と外側どちらかが異常に減っている事を片減りと言います。色々な原因がありますが、タイヤの空気圧が関係していることが多いです。

空気圧と溝のチェック

タイヤの空気圧もしっかりチェックしましょう。規定の空気圧量は運転席のドアを開けてドア付近に規定値が記されたシールが貼ってあります。それを基に正しい量を入れます。空気圧はガソリンスタンドなどでも測ってもらえるので給油の際に見てもらいましょう。まず、目で見て、タイヤにたわみがないか、形がおかしくないかチェックします。タイヤの溝の深さも大切です。タイヤがすり減って溝が浅くなってくると雨の日の走行中にスリップしたり、バーストなどの事故を起こすかもしれません。タイヤには沢山の溝が彫られています。溝が浅くなっていないか、スリップサインが出ていないか見てみましょう。スリップサインとは、タイヤの溝の間に山の様に作られているサインで、タイヤがすり減って来るとそのサインがはっきりと見えるようになってきてタイヤの交換時期を教えてくれるサインです。タイヤ側面に小さな三角形のマークがあります。マークの延長線上にスリップサインがあるので確認してみましょう。

もしもスリップサインがでていた、ワイヤーが出ていた、溝が無くてツルツルだという場合はとても危険な状態です。整備工場や量販店でプロに相談する事をお勧めします。

この様に普段気にかけないような場所をご自分で点検してみるのも安心に繋がる作業なのでお家時間に試してみてはいかがでしょうか。

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