気分は劇中車!アンサーバックの取り付け【ベテラン整備士が教えます!】

最近は電装系の部品取り付けのご依頼が多くなっていますが、今回は電装系の中でもアンサーバックという物の取り付け作業をご紹介します。また、併せて電装系のカスタム・ドレスアップついてもお話していきます。

アンサーバックとは?

アンサーバックキット

アンサーバックとは、リモコンキーで車のカギを開閉したときに車から音が出るようにするアクセサリーです。アンサーバックにも様々な種類があり、ブザーやクラクションが鳴るもの、音声が流れるもの、中にはSDカードから自分の好きな音声データを流せるものもあります。アンサーバックはカー用品の量販店やインターネットでも購入することができ、取り付けも簡単なためDIY初心者でも挑戦しやすい部類のドレスアップです。

取り付け作業

車内配線

今回の作業ではアクセサリー電源、常時電源、ドアのロックとアンロック、サイレン、アースの計6本の線を接続します。アンサーバックのスピーカーをエンジンルーム内に設置するため、バッテリー付近などの空間にステーなどを使用して確実に固定し、サービスホールから室内に配線を引き込みます。固定する前に取り付ける予定の場所で実際に鳴らしてみて音量や聞こえ方を確かめておきます。

電装系カスタム

アンサーバック以外にも電装系のカスタムには様々なジャンルがあります。その中でもポピュラーなものをいくつかご紹介します。

灯火類

灯火類の交換や追加は作業自体もそれほど難しくなく安価に始められるので、DIYで始めるドレスアップとしては多くの人が挑戦しています。ヘッドライトやウインカーをハロゲンからLEDに交換するだけでも車の印象はかなり変わるので見た目にも満足感が高く費用対効果もなかなか高いです。光らせすぎるとイカ釣り漁船などと揶揄されてしまいますので注意が必要です。また色や明るさなど灯火類の保安基準はよく確認しておきましょう。

今回の記事で紹介したアンサーバックのような音系のカスタムも人気があります。このほかにもホーンを交換したりやオーディオなどにこだわる人も数多くいます。特にオーディオは奥が深く、スピーカーを交換したりハーネスをより良いものにしたりデッドニングしたりと、沼にはまったら帰ってこられないかもしれません。気を付けてください。

ドラレコ・ETC等

カスタムとは少し違うかもしれませんが、ドライブレコーダーやナビ、ETCの取り付けもDIYでできます。ただつけるだけかと思いきや、シガーソケット電源を内装の裏側から取り出したり、配線を隠したり、それぞれのスキルが問われる面もあり奥が深いです。

電装系をカスタム・ドレスアップする上で、電源をどこから取るかがカギになってきます。車内のシガーソケットやヒューズなどから電源は取り出せますが、必要な容量と見栄え、作業の難易度などを天秤にかけて都合のいいところから取りましょう。

電装いじりの注意点

電装品を増やせばその分バッテリーにかかる負荷が大きくなります。容量の大きなバッテリーに変えておくと安心です。またDIYでやる際には必ずバッテリーのマイナス端子を外しておきましょう。外さないまま作業をすると+とボディの間でショートする可能性があるので危険です。電気は目に見えない分、異常が発生していても気付きにくく故障個所の特定も難しいです。もちろん車屋さんでも作業はしてもらえるので、確実な仕上がりが欲しい方は車屋さんに相談してみるといいでしょう。

DIYでやるにしてもお店にお願いするにしても、自分だけの仕様を作り上げられれば車に乗り込み運転することに彩りが加わり、今まで以上に車に愛着が湧くでしょう。是非皆さんもこだわりのある車で素敵なカーライフを送ってください。

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