軽自動車の名義変更に必要な書類等10個|ケース別でみる名義変更の方法

軽自動車の名義変更をするのであればさまざまな手続きをしなければなりません。必要となる書類も多くなるため、事前に用意しておくことでスムーズに手続きを行うことができます。ここでは、軽自動車の名義変更に必要な書類について紹介しています。

軽自動車の名義変更と費用について

軽自動車の名義変更にかかる費用はそこまで高いわけではないため、そこまで気にする必要がありません。軽自動車の名義変更でかかる費用はナンバープレート代と燃料費などです。ナンバープレート代は住んでいる地域によって異なり、例えば関東では、1,500~3,000円程度です。燃料費は車検ができる場所が離れている時に請求される費用であり、その場で車検ができるのであれば必要になりません。また、申請料金は軽自動車の場合は無料です。

軽自動車の名義変更をする理由2つ

軽自動車の名義を変更することでメリットになることがあります。ただ、今まで通り所持している車を使用するのであれば名義変更する必要がなく、メリットになることもありません。しかし、所持している車を売却する場合や家族や知り合いに譲渡する場合には必要となる手続きです。次に、軽自動車の名義変更をする理由を2つ紹介します。トラブルを回避し、車の売却を効率よく行うためにも理由を知っておくことは大切です。

名義変更をする理由1:トラブルを回避できる

軽自動車の名義変更をすることでトラブルを回避することができます。名義変更をしないことで発生してしまうトラブルは譲渡した際に起きやすいです。軽自動車を運転する人が変わっているのにもかかわらず、名義変更をしないと車検の時や事故にあった際などにトラブルの原因になります。家族に譲渡している場合でも万が一の状況を考えて名義変更をしておくことをおすすめします。保険の内容によっては適応されないこともあります。

名義変更をする理由2:売却時の手続きがスムーズ

軽自動車の名義変更をしておくことで売却時がスムーズになります。車を所持していればいずれ売却したり、廃車にする時が訪れたりしますが、名義変更がされていないと売却できません。そのため、手続きをうまく進行することができず、売却して新しい車を購入するにもかかわらず、一度売却する車に名義変更をして、さらに新しい車に名義変更する必要が出てきます。また、名義主に頼んで売却手続きをすることもできます。

軽自動車の名義変更に必要な書類等

軽自動車の名義変更をするためには、さまざまな書類が必要となります。書類が用意されていないと名義変更をすることができないため、名義変更するのであれば事前に用意しておくことをおすすめします。すぐに用意できる書類もありますが、用意するまでに時間を要してしまう書類もあるため、注意が必要です。また、どのようにすれば書類が手に入るのかも把握しておきましょう。次に、名義変更に必要な書類を紹介します。

本人が名義変更をする場合

基本的に名義変更をする場合は本人が行う必要があります。代理として名義変更をする場合は手間がかかってしまう場合が多く、必要となる書類が多くなってしまいます。そのため、名義変更をする場合は本人が手続きすることをおすすめします。本人で名義変更する場合は、車検証と住民票があれば行うことができます。本人で名義変更をすれば費用が掛からないだけではなく、場合によってはスムーズに完了させることができます。

行政書士等代理人が名義変更をする場合

行政書士等代理人で名義変更をする場合も本人で行う場合に必要な書類に加えて、申請依頼書が必要になります。そのほかにも軽自動車税申告書などの書類も必要となりますが、窓口で入手することができるため、事前に用意する必要がありません。また、本人で名義変更する場合は印鑑が必要になりますが、行政書士に代行してもらう場合は、印鑑は必要ありません。しかし、代行者に代行料を支払う必要が出てきます。

申請依頼書

申請依頼書とは、代行者に名義変更を代理してもらう際に必要となる書類です。そのため、行政書士などに代行してもらうためには事前に用意しておく必要があります。申請依頼書には、名義変更する人の押印と以前の名義者の押印が必要になります。普通自動車の名義変更をする場合は実印が必要になりますが、申請依頼書では実印が必要ありません。実印を作るだけでも費用が掛かってしまうデメリットがあります。

新旧使用者の印鑑

軽自動車の名義変更には新旧者の印鑑が必要になります。自動車検査申請書には、新旧使用者の捺印が必要になります。そのため、印鑑は持参してから名義変更の手続きを行うようにしましょう。以前の名義人の印鑑も必要となり、一緒に手続きの場に行くことで一度で書類を完成させることが可能になります。もし、一緒に行くことができないのであれば事前で指定されている記入事項を記入して捺印してもらいましょう。

使用者の住所を証明する書面

使用者の住所を証明する書面は住民票で問題ありません。そのため、軽自動車の名義変更をするのであれば住民票のコピーを用意しておきましょう。住民票は名義変更の窓口で発行することができないため、忘れてしまうと手続きを一時中断する必要があります。個人の場合は住民票で問題ありませんが、会社で車を名義変更する場合は商業登記簿謄本が必要になります。個人と法人では用意する書類が異なるため注意しましょう。

車検証

軽自動車の名義変更時には車の車検証が必要になります。車検証とは車検を受けている証書であり、車検を受けた際にもらう証書です。住民票などはコピーでも問題ありませんが、車検証の場合は原本が必要です。一般的にアタッシュボードの中に保管している場合が多く、紛失してしまうと手続きをして再発行してもらう必要があります。ただし手間がかかる作業でもあるため、車検証はなくさないように大事に保管しましょう。

ナンバープレート

ナンバープレートとは、車の前後に張り付けられている番号であり、場合によっては名義変更時に必要になります。車検証に記載されている使用本拠の位置が異なる場合は、ナンバープレートを持参する必要があります。普通車の場合は封印されているため、車体を持ち込む必要がありますが、軽自動車の場合は取り外すことができ、取り外したナンバープレートを持ち込むだけで問題ありません。本拠地が一緒なら用意する必要はありません。

軽自動車税申告書

軽自動車税申告書は検査協会事務所窓口で発行してもらうことができます。発行手数料などはかからないため、手持ちがなくても入手することができます。軽自動車税申告書とは、車を所持している場合に発行される書類であり、所有者に自動的にかかってくる税金です。毎年4月1日時点で車を所有していれば払う必要あり、車を手放すのであれば4月1日より前に済ませることをおすすめします。

自動車取得税申告書

自動車取得税申告書も検査協会事務窓口で入手することができる書類です。記入しなければならない項目もありますが、軽自動車の名義変更をする当日に記入しても問題ないため、事前に用意するよりも当日作成したほうが手間がかかりません。自動車取得税はさまざまな条件のもと支払う必要がある税金ですが、自身が支払う必要があるのか確認したい場合も検査協会事務窓口に車検証を持参することで確認できます。

自動車検査証記入申請書

自動車検査証記入申請書は、所有する人物が変わる際に必要になる書類で、検査協会事務窓口で手続きを行うことができます。記入する項目があり、住民票のコピーや認印も必要となるため、用意しておきましょう。しかし、軽自動車の名義変更にも住民票と認印が必要となるため、すでに自動車検査証記入申請書を作成できる準備ができている場合が多いです。また、認印がなくても署名だけでも手続きを完了させることができます。

ケース別の名義変更について

名義変更をする用途によって多少手続きや必要となる書類が変わってきます。そのため、普通に軽自動車の名義変更をしようと用意していたものだけでは書類不足になってしまうこともあります。そのような状況になってしまうと手続きを進ませることができず、手間がかかってしまいます。次に、軽自動車の名義変更についてケース別で紹介します。特殊な条件下で軽自動車の名義変更をしようとしている人は参考にしてください。

結婚により苗字が変わる名義変更の場合

結婚により苗字が変わる際の名義変更の場合は、戸籍謄本・車検証・軽自動車税申告書などが必要になります。苗字を変える氏名変更の場合は手数料などかからないため、必要な書類を用意して、書類に記入事項を書き込むことで手続きを完了させることができます。最後には氏名が変更された新しい車検証が発行されるため、間違いがないかしっかり確認するようにしましょう。ある程度時間がかかってしまいます。

相続としての名義変更の場合

軽自動車を相続する際の名義変更には、自動車検査証記入申請書・車検証・軽自動車を相続する人の住所を証明する書面・印鑑・軽自動車税申告書・ナンバープレート(管轄が変わる場合)が必要となります。印鑑証明などを必要としないため、必要な書類を用意できていればすんなり手続きを完了させることができます。しかし、所有者が死亡し、家族以外に譲渡する場合はいったん家族に名義変更してからさらに名義変更する必要があります。

中古車購入の際の名義変更の場合

中古車を購入する際の名義変更は販売店に手続きの仕方を教えてもらえる場合が多いため、普通に軽自動車の名義変更に必要な書類さえ用意していれば手続きを完了させることができます。また、販売店に依頼することもでき、どのように手続きしていいのかわからない人や一人で書類を作成する自信がない人は依頼することもおすすめします。しかし、依頼する場合は依頼手数料や代行料を支払う必要があります。

廃車にする場合

廃車する際の名義変更には、さまざまなケースに分けることができます。自身が所有している車を廃車するのであれば、そのまま廃車手続きを行うことができますが、所有者が亡くなっている場合は、一度自身に名義変更してから廃車手続きをする必要があります。厄介なケースが所有者と連絡が取れない場合です。連絡が取れないと名義変更をすることもできず、勝手に廃車にすることもできないため、警察などに相談しましょう。

名義変更が必要になればすぐに手続きにとりかかりましょう

軽自動車の名義変更が必要になるのであればすぐに手続きすることをおすすめします。必要な書類を用意していればスムーズに手続きをすることができますが、初めての人は何かしらのトラブルが発生してしまう可能性が高いです。すぐに手続きを完了させることができる軽自動車の名義変更ですが、トラブルのことも考えて、できるだけ早く手続きを開始することをおすすめします。必要なものを把握してスムーズに手続きを完了させましょう。

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