大人でもハマる!マイカーとお揃いで持ちたいレゴブロック車

レゴブロックといえば、多くの人が子供の頃に一度は遊んだことがあるおもちゃではないでしょうか?一度作ったブロックを違う形に組み直したり、自分の持っている他のブロックを組み合わせてカスタムしたり、時には小さいブロック同士がくっついて外れなくなってしまったりと、人それぞれ違った思い出があるかもしれません。そんなレゴブロックも時とともに進化を続け、昨今では大人でも楽しめるような、ハイレベルかつ、クオリティの高いシリーズがラインナップされています。今回はその中でも、実在する車をモチーフにしたシリーズをご紹介します。中には2千円台から購入できるものもあり、維持費もかからないので、ぜひお気に入りの1台を見つけてみてください!どれもあなたの所有欲を満たしてくれることでしょう。

レゴブロックとは?

レゴブロックってどんなおもちゃ?

物心ついた頃から既にレゴブロックで遊んでいた、という方も少なくないでしょう。いつの間にか知育玩具として広まり、今ではおもちゃにとどまらずアート作品や、プログラミング教育の教材、大企業のインターンではチームワークを見るためのツールなどとしても使われています。

そんなレゴブロックは、1932年にデンマークで創業者のオレ・カーク・クリスチャンセンがでレゴ社を立ち上げたことからスタートしました。レゴという名称はデンマーク語の「LE g GO dt(よく遊ぼう)」を語源としています。創業当初、脚立や木製玩具の製造、販売を生業としていた同社は、ドイツの占領や工場の全焼などを経験した大戦を生き延び、1940年代に国内でいち早くプラスチック製造機を導入しました。そして、現在のレゴブロックの先駆けとなるプラスチック製玩具の販売に着手し、1955年に初めてスウェーデンに輸出を開始しました。その後アメリカ、カナダと販売地域を広げ、1962年には日本でも販売が開始、85年の時を経て現在では世界第5位のおもちゃメーカーとなり、世界中で愛されています。

レゴ 車シリーズについて

レゴブロックのシリーズにおいては発売当初から自動車を題材にしたシリーズは展開されてきました。しかし、それらは実在の自動車メーカーの製品をモチーフにしたものではありませんでした。

2004年に転機は訪れます。前年赤字を記録したレゴグループが、事業拡大のための戦略としてフェラーリと提携、実在するフェラーリの車をレゴブロックで再現する計画に踏み出したのです。

それを機に、世界各国の自動車メーカーがレゴ社とパートナーシップを結び、本物と見紛うクオリティのレゴブロック車を世に送り出してきました。それらは子供たちが初めて所有するマイカーと言っても過言でない出来です。子供だけでなく、大人が購入しても童心に返って組み立てる楽しさを味わいながら、完成後は観賞用ディスプレイとしても十分に所有欲を満たしてくれる仕上がりになっています。

2019年には日本で初めて日産自動車がレゴと提携して「GT-R」を製品化するとの発表がありました。このことから、今や世界各国の自動車メーカーがレゴブロックを単なるおもちゃではなく、未来の顧客である子供達(一部大人も)に向けたマーケティングツール、広告塔として捉え、自動車と同様に本気でプロダクト作りに取り組んでいることが伺えます。

レゴブロック車のメリット・デメリット

ここまで読んでいただき興味が出てきた方のために、レゴブロックの車を買うメリットとデメリットについて説明します。当たり前のことも多いですが、検討材料にしていただければと思います。

メリット

  • 維持費がかからない(税金、駐車場代、車検、点検代)
  • 実車では所有できない車が手に入る
  • 置き場所に困らない
  • 複数台所有が可能
  • 自由にカスタムできる

デメリット

  • 実際に乗り込むことができない
  • 走りの良さは楽しめない(自走できない)
  • プラスチック製のため衝撃に弱い

 

次ページでは、実際にどんな車がレゴブロックで再現されているのか、ほんの一部ではありますがそのラインナップをシリーズごとに紹介していきます。

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