車酔い解消メガネ?!乗り物酔いの原因とその解消法を徹底紹介!

「次の休日は家族でドライブ!でも、車酔いが心配…」
「明日は修学旅行!だけど、バスに乗ると気持ち悪い…」
せっかくのお出かけ、車酔いで台無しにしたくないですよね。大丈夫です。ちゃんと車酔いの仕組み・メカニズムを知っていれば怖くありません。
ということで今回は、車酔いが起きる理由や症状を軽減・解消できる方法を紹介します!

車酔いが起きる理由

乗り物酔い(別名「動揺病」)とは一体何なのでしょうか?乗り物酔いは、乗り物の揺れが原因で起きる腹部の不快感、吐き気、嘔吐、めまいや発汗など一連の病的症状のことです。「そんなの知ってる」とツッコミが聞こえてきましたが、ではどうして車が揺れると気持ち悪くなるのでしょうか?

車酔いのメカニズムは“耳と目”にある

人の身体には自動的に姿勢を保つ「平衡機能」があります。バランス感覚があるのもこれのおかげですね。平衡機能には耳の奥の「内耳」にある前庭や三半規管が大切な役割を果たしています。前後・左右・上下やスピードの変化、回転といった車の動きを内耳が受け取ります。その情報は内耳から脳に送られるのですが、慣れない刺激が繰り返されると脳が混乱してしまいます。情報が多すぎて脳がパンクしてしまうんですね。

また目から入る情報と平衡感覚にズレがあることも脳を混乱させます。「本を読むと車酔いする」というのがまさにそれです。静止しているという目からの情報と、動いているという平衡感覚とが矛盾しているわけです。そして、脳の混乱によって自律神経がうまく機能しなくなります。自律神経は消化、呼吸、発汗などを管理しているものですから、車酔いを発症するというわけです。

車酔いしやすい人の特徴

人によってはすぐ車酔いする人も、全くしない人もいます。車酔いのしやすさは個人差が大きいんです。
年齢や性別によって車に酔いやすいかどうかが異なります。子どものほうが大人よりも車酔いしやすく、特に2~12歳の子どもは高い頻度で車酔いを発症します。小学校高学年になるにつれて車酔いの頻度が増す傾向にあります。また、女子は男子の2倍車酔いしやすいという統計もあります。
一方で三半規管が未発達の乳幼児や、年齢とともに車酔いを経験してきた50歳以上の大人は車酔いを起こすことはほとんどありません。

車酔いの予防・解消

では車酔いを未然に防ぐために、また車酔いを発症したときには何ができるでしょうか?
車酔いは「前兆→発症→悪化」という3つの段階から成ります。車に乗る前の予防法を含めて、順を追って見てみましょう。

運転手は酔わない

まずは車酔いの予防法です。前日はしっかり睡眠をとりましょう。どんなときでも睡眠が健康を保つ秘訣ですね。食事について、食べ過ぎやアルコールの摂取が良くないことは言わずもがなですが、だからといって何も食べずに空腹でいるのも避けてください。乗車の1時間前くらいに控えめな食事をするのがベストです。またこのとき、ミカンなどの柑橘系の果物は消化が悪く、嘔吐しやすくなるので食べないようにしましょう。

ところで、乗車の際にはどの座席に座ると酔いにくいか知っていますか?実は運転席なんです。運転手はほとんど酔いません。その理由は「視覚と平衡感覚のズレ」が小さいから。逆に後部座席に座って車に揺られるがままになるとズレが大きく、酔いやすいのです。自分が運転手ではない場合は、視界が広く車の動きを感じ取りやすい助手席に座るのが良いでしょう。またバスでの移動の際には前方・中央列の席を選びましょう。

歌をうたうとスッキリ⁈

車酔いの前兆として、まず「めまい」や「あくび」「唾液の分泌」などの初期症状が現れます。初期症状の解消法としては「窓を開けて換気する」「遠くを見る」「歌や会話を楽しむ」といったものがあります。
車酔いは耳と目が原因だと言いましたが、においも車酔いを引き起こします。確かに、車酔いしていなくても嫌なにおいを嗅いだときには吐き気をもよおすことがありますよね。リフレッシュする意味でも窓を開けて換気をしましょう。また遠くを見ることで適切な距離感覚を取り戻し、感覚のズレをなおすことができます。

そして意外かもしれませんが、歌をうたったり会話を楽しむことには車酔いを和らげる効果があるんです。車酔いの発症は精神的な影響を強く受けます。「車に乗るのが怖い」「以前車で嘔吐した」などの不安が次の車酔いを引き起こすんですね。気持ちが沈んでいたり少しでも気持ち悪くなった時には、歌や会話などで気をまぎらわすことが効果的です。

車酔いにはジンジャーエール

初期症状を経ると次第に「頭痛」「冷や汗」「吐き気」などを発症します。苦しいときには車から降りるのが最も良い方法ですが、できない場合もあるかと思います。そのようなときにはベルトや衣服を緩め、深呼吸をしましょう。また、仰向けまたは横向きで寝転ぶように座ると楽になります。寝転ぶことで頭の揺れが少なくなり、気持ち悪さと平衡感覚のズレを解消します。

車酔いが悪化すると嘔吐に至ります。ここで注意してほしいのですが、嘔吐することで一度は気分が良くなりますが、車の揺れが続けば再び吐き気をもよおします。あまりにも嘔吐を繰り返すと脱水症状を起こすこともあります。その際には水分補給をこまめにしてください。車に酔ったときの水分補給にジンジャーエールを勧める人もいます。炭酸は自律神経を整える効果があり、ショウガは消化を助けると言われているためです。試してみるのもいいかもしれません。

一番車酔いに効くのは…

ここまで様々な車酔い対策をお伝えしてきましたが、一番車酔いに効果があるもの…それは「慣れ」です。「なんだ、結局それか」って感じですが、乗って、揺られて、慣れるほかないです。慣れてきて車酔いしなくなってきても、やめずに継続して車に揺られてください。これが一番の解消法です。

もちろん、薬を飲むことでも症状を抑えることはできます。酔い止め薬はいつ飲んでも効き目ありです。気分が悪くなってからでもすぐに飲めば症状は快方に向かいます。ですが、乗車の30分前に飲むとより良い効果が得られます。現代では錠剤や液体、身体に貼るタイプの“パッチ”など数多くの酔い止め薬があります。自分に合う薬を服用しましょう。

車酔いに効く「ツボ」がある?

ツボを押すことも車酔いの解消につながると言われます。車酔いと関係の深い内耳や自律神経に関連するツボがあるんです。車内でもすぐに押すことができるツボを3つ紹介します。

①内関(ないかん)

https://www.ssp.co.jp/aneron/measures/tsubo.html

手のひらを上に向けたとき、手首のしわから指3本分ヒジのほうに進んだところにあるツボ。平衡感覚を正常にする働きがあります。胃の不快感や吐き気を和らげ、車酔いに効くとされています。

②外関(がいかん)
内関のちょうど裏(手の甲がわ)にあるツボ。自律神経を整えてくれます。

③翳風(えいふう)
耳の裏にあるくぼみ。乗り物酔いの予防になります。

ツボを押すリストバンドや電気刺激を与えるリストバンドなども売られています。いずれも全ての年齢層の人が安全に使用可能。「これを着けて酔わなくなった」「気分が楽になる」といった声もあがっていますよ。

車酔い解消メガネ「シートロエン」

https://www.citroen.jp/seetroen/

プジョー・シトロエン・ジャポンから車酔いの症状を解消するメガネ「SEETROEN(シートロエン)」が発売され世界各国で話題になっています。メガネのフレーム内部に液体が入っており、これを利用して車酔いの症状を抑えるというもの。約10~20分メガネをかけているとリラックス効果が表れ、症状が改善するんだそう。なんと、このメガネをかけている間は本を読んだり、スマートフォンを使用できるという優れもの!普段メガネをかけている人はその上から装着することができます。ツボ押しグッズとあわせて利用してみてはいかがでしょうか?

車酔いと向き合うことで楽しいドライブを

紀元前、古代ギリシアの医者・ヒポクラテスも乗り物酔いについて記録しています。車酔いは人と切っても切れない関係にあると言ってもよいほどの長い歴史があるのです。

遠足のバスが苦手、家族との旅行が不安など、車酔いは日々の生活や家族の団らんにも影響するつらい症状です。一方で、自分以外の人には深刻さが伝わりづらいという面もあります。みんなが車酔いを理解することで、週末のドライブやお出かけがより一層楽しいものに変わるはずです。

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