休日には満車も?道の駅人気の理由に迫る。

休日どこへ行こう。誰もが経験する悩みですが地方に住んでいると行く場所の選択肢が少なく、人気のスポットだったりするとみんなが集まってしまうので、気軽に新しいお店に行くのも一苦労です。地方は基本的に車社会なので自動車での移動に適した街の作りをしています。中でも今回紹介する道の駅は車で旅行したりお出かけした際に寄りやすい場所に作られていて、利用しやすい場所にあることが多いです。そんな道の駅はなぜ人気なのか探っていきたいと思います。

道の駅とは

基本的に道の駅には電車は通っていません。道の駅は日本の各自治体と道路管理者が連携して設置している施設であり、国土交通省により登録されている商業施設、休憩施設、地域復興施設などが一体となっている施設のことを言います。

道の駅とはどんな場所?

高速道路には休憩や食事などができるサービスエリアなどがありますが、一般の道路には今まで休憩する場所がありませんでした。こうしたサービスエリアなどの役割は民間の売店やレストランが担っていましたが、実際はお店の利用者しか使用することができず、24時間利用できないので自由なものではありませんでした。

地方では目的地までの道のりが長くドライバーの疲労を癒す休憩できるところが必要とされていました。また道の駅の目的は、一般道路にも24時間誰もが休憩できる施設を作るということ以外にも、その地域の文化や特産物や名所を紹介したりと休憩以外のサービスを提供して道路利用者や地域の人々の交流を活性化させ、地域づくりを促進することを目的としています。

道の駅歴史

1991年に実験として山口県、岐阜県、栃木県に道の駅が設けられてから1993年に第一次分として全国103箇所の道の駅が登録されました。その後、国道や主要地方道が整備されてより多くの商品が仕入れられるようになり、地域の特産物の販売量も増加しました。地域の特産物の売り上げだけではなく、情報発信も同時に行えるため観光客が増えるなど効果は絶大でした。

2007年には八王子市に東京都初の道の駅である八王子滝山が開設されて47都道府県全てに道の駅ができました。また2014年に道路標識に関する法律が改定されて道の駅への案内標識が初めて認められました。この道の駅への案内標識の設置条件は休憩機能、情報発信機能、地域連携機能を備えていれば道の駅として登録できます。現在では1,000以上の道の駅が日本にあり、これから先も増えていくことが考えられます。

道の駅はどのような施設?

道の駅の設備は基本的に24時間利用可能な駐車スペースやトイレ、情報提供施設を備えた施設ですがそのほかにも地域それぞれの特色を活かした設備を備える個性のある道の駅もあります。中には温泉や宿泊施設、博物館など一時的な休憩ではなくゆっくり休める施設があり、本格的に休めるので道の駅を目的地に旅行する人もいるほどです。

人気の道の駅を紹介

1,000箇所以上ある道の駅ですが、数が多すぎてどこの道の駅へ行けばいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。今回は数多くある道の駅の中からオススメの道の駅を紹介していこうと思います。

道の駅 奥久慈だいご

http://www.town.daigo.ibaraki.jp/sp/page/page000026.html

今回紹介する道の駅奥久慈だいごは大子温泉の源泉から引いてある温泉施設が魅力の茨城県大子町にある道の駅です。温泉の成分はナトリウム硫酸塩泉で高血圧や動脈硬化などの病気や切り傷、擦り傷などの傷にも効果があり美肌効果も期待できます。温泉だけではなく大子ならではの食材を使用したメニューも豊富です。奥久慈しゃもを使用したカレーや奥久慈茶など道の駅奥久慈だいごでしか食べられないご飯が特徴の一つです。

夏の時期になると久慈川湖畔で開催される大子地蔵尊祭礼の大子町花火大会と灯籠流しは奥久慈大子における夏の一大イベントです。大子町の中心部を流れる久慈川と押川合流点中州から打ち上げられる花火は乱玉や早打ちなど3,000発以上打ち上げられます。水難供養のために流される無数の灯籠が緩やかに川面を流れる光景は幻想的です。

道の駅 湯西川

https://www.google.com/url?sa=i&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwi_48HRyvrkAhVOHKYKHRW2B50Qjhx6BAgBEAI&url=https%3A%2F%2Fwww.jalan.net%2Fkankou%2Fspt_guide000000185221%2F&psig=AOvVaw1M6W8a6AgmFjY_-1fVynOF&ust=1570002876176604

道の駅湯西川は栃木県にある国道121号線から湯西川温泉方向に近く、野岩鉄道会津・鬼怒川線の湯西川温泉駅に直結しているので車を持っていなくてもアクセスしやすい数少ない道の駅です。湯西川では岩盤浴や無料の足湯もあるので人気の高い道の駅です。

自然豊かな土地にある湯西川の食堂は自然の恵みを活かしたメニューがたくさんあります。中でも人気なメニューはダムを模して作られたダムカレーです。地元日光産の大根、人参、ごぼう、玉ねぎ、キノコを使用した具沢山野菜たっぷりのカレーはアーチ式ダムの川治ダムと重力式ダムの湯西川ダムを再現したユニークな見た目が人気です。

道の駅 アグリパーク ゆめすぎと

http://www.pikaru.co.jp/index.html

埼玉県にあるアグリパークゆめすぎとでは杉戸産の新鮮な食材や加工品などを販売しているほか、バーベキュー広場など自然豊かな土地でアクティブな遊びが楽しめますが、そのほかに土に触れながら野菜の収穫体験が行えます。近年では都心の学校などで校庭が土ではなく別の素材でできていたりと、土を触る機会も減っており貴重な体験ができです。また収穫体験は予約不要で収穫した分の支払いなのでノープランで出かけても安心です。

道の駅が人気の理由は?

ただ休憩のためだけで立ち寄るのでは満車になることはあまり考えられませんが、現在道の駅では週末満車になる程人気のある道の駅が多数あります。そんな道の駅はなぜ人気があるでしょうか。

特産物が安く買える

道の駅では地元の特産物は見慣れたものからスーパーなどでは見かけないその土地ならではの食材が販売されています。比較的希少価値の高い食材をラインナップするだけでもその食材を求める人や評判などの口コミで集客効果が考えられます。また市場におろせなかった新鮮な特産物を販売できるのでロスが少なくできます。消費者は車で道の駅まで来るので特産物を安価な値段で大量に販売できるというメリットもあります。

手軽に土地ならではを味わえる

地方へ旅行するとき、その土地ならではの食べ物や温泉などの施設を下調べしてから行かないとその土地の特色をうまく味わえません。最悪の場合せっかく地方まで出向いたのに食べたい食事処が見つから、ず結局マクドナルドということも考えられます。そんな時にとりあえず最寄りの道の駅へ向かえばその土地の特産物を使用した料理が食べられ、尚且つその土地の特産物をお土産として購入できる手軽さが人気につながっているのではと思います。

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