スバルヴィヴィオRX-SSは、販売停止から20年を経て輝く伝説

スバル ヴィヴィオは1992年-1998年まで発売された軽自動車です。生産が終了してから20年以上経過しますが、パワフルなDOHCエンジンに四輪独立懸架という独特の設計で今でも高い支持を集めていますます。今回はスバル ヴィヴィオのスペックなどをまとめました。


スバルヴィヴィオの特徴

スバルヴィヴィオの特徴①

1992年3月当時、軽自動車の特徴といえば「安い」ことでしたが、スバルヴィヴィオは軽自動車だからと妥協することなく、乗り心地や運転性能を高めました。 最も知られているのがホイールベースの延長でしょう。前後の車軸の幅を広げることで室内空間を広げるとともに安全性を確保したことから、他メーカーもこぞってロングホイールベースを採用したほどです。

スバルヴィヴィオの特徴②

現在の軽自動車でも、前後の左右輪を軸で固定したリジットサスペンションが主流ですが、スバルヴィヴィオは、フラッグシップモデルであったレガシイと同じ四輪独立懸架式を採用しており、他の軽自動車には感じられない、まるでセダン車のような優雅な乗り心地を与えました。安価であることが最大の魅力であり、乗り心地は後回しであった軽自動車の概念を変えた車種です。

スバルヴィヴィオの特徴③

ターボチャージャーが主流であった当時、エンジンの過給方式にスーパーチャージャー「クローバー4」を採用した唯一のモデルです。4気筒エンジンであるクローバー4は、高回転に弱いというスーパーチャージャーの特徴と低回転に弱いという4気筒エンジンの特徴を組み合わせることでそれぞれの弱点を克服しており、街乗りから高速までスムーズに加速するターボチャージャーに遜色ない性能に仕上げられています。

エクステリア・インテリア

スバルヴィヴィオのエクステリア

スバルヴィヴィオは、1992年3月から1998年10月まで販売期間中、マイナーチェンジを5回されていますが、いずれも新冷媒の採用やシートベルト、リアサスペンションの形状など他の変更のみで、エクステリア部分は変わっていません。 「てんとう虫」とも呼ばれていた丸みを帯びたボディスタイル、可愛らしい小粒なヘッドライト、ボンネットの吸気口などが特徴になっており、世代を超えて愛されたエクステリアでした。

スバルヴィヴィオのインテリア

軽自動車らしくシンプルなスタイルが特徴となっており、女性や高齢者にも扱いやすステアリングとシフトレバーを採用しています。運転席と助手席のヘッドレストに小さな空洞を設けることで首とのフィット感を向上、さらに体を固定するためのサイドが織り上がっており、コーナリングでも体がずれることなくドライビングポジションを維持できるよう考慮されています。またハッチバックモデルなので、荷物を載せるスペースも広いです。

中古車価格について

スバルヴィヴィオの歴代モデル①

最終モデルのベースとなったのがRX-Rです。マイナーチェンジによりハイオク仕様、リアサスペンションが変更されるなどの変更を経ていますが、スバルヴィヴィオの各グレードにおいて、最も人気を集めました。 90年台の車とは思えないほどの乗り心地などの高いパフォーマンスを誇るため、現在でも根強い人気を集めており、中古車市場では、40万円台から80万円台で販売されています。

スバルヴィヴィオの歴代モデル②

RX-RAは、93年のWRCラリーで優勝したラリーベース車両です。ベースモデルであるRX-Rよりも20kgの軽量化に成功した他、専用サスペンションとクロスミッション、リア機械式LSDなどを採用していますが、エアコンなどの快適機能を省きました。 この他にも、世界初の6速マニュアルモード付ECVTを採用したスポーツモデルのRX-SSがあり、加速・停止・曲がるという基本性能において高い性能を実現し、スポーティーな走りの楽しみを実感できるモデルなので、中古車市場において50万円前後で販売されています。

スバルヴィヴィオRX-SSがおすすめ!

スバルヴィヴィオといえば、やはりRX-SSモデルがおすすめです。 街乗りから高速までスムーズな走行性能を体感できることや下り坂や減速時のシフトダウンも扱いやすく、エンジンブレーキの効きも良くなっています。エクステリアに関してはベースモデルのRX-RやRX-RAと同じですが、インパネのカーボン風メーターパネル、近未来的なLEDデジタルシフト表示がクールナイン書を放つなど、そのスタイルはまさにスポーツモデルと言えるでしょう。

スバルヴィヴィオRX-SSの燃費

スバルヴィヴィオRX-SSの燃費は、1Lあたり18.6kmです。これは、現在販売されている軽自動車スポーツモデルの燃費が1Lあたり21kmから26kmと比較すると見劣りするもののスバルヴィヴィオが、1990年代後半モデルということを考えると極めて高いレベルの燃費性能を備えているといえるでしょう。 燃料タンクが32Lとなっており、単純計算すると約595kmほど走行できるので東京から大阪まで給油無しでドライブできることになります。また乗り方に拠って異なりますが、街乗り仕様が主な場合では1ヶ月に1回、1ヶ月半に1回の給油頻度となります。

スバルヴィヴィオRX-SS維持費

年単位でかかる費用

自動車税:1万800円 重量税:2500円

車検代:3万円から12万円

毎月かかる費用

ガソリン代:軽油代約4691円(年間軽油代約5万6300円)

レギュラー代金5120円(年間約6万1440円)、ハイオク代金5546円(年間約6万6560円)

駐車場代:1万円

任意保険保険代は、4万5980円から5万720円

スバルヴィヴィオRX-SSについていて欲しいオプション

おすすめオプション①

純正装備タイプシートヒーターをおすすめします。 寒い季節に体を温めてくれるだけでなく、ヒーターよりも燃費効率が良いという特徴があります。安価な互換性シートヒーターの場合だと座面の高さが変わることがありますが、純正タイプなので不恰好な見た目にもなりませんし、ドライビングポジションに違和感を感じることもありません。作業手数料を除くと1万6000円ほどと安くなっています。

おすすめオプション②

SRSエアバッグのオプションが人気です。スバルヴィヴィオRX-SSは、旧型モデルなのでエアバッグが搭載されていませんが、万が一の事故では頭部へのダメージを減少させて命を守ってくれるため、安心してドライブを楽しめます。また取付費価格は8万円ほどとなっているため購入しやすいですし、購入後に取り付けるよりも安いのでお得感もありました。運転席だけでなく助手席にも搭載できるので、必要に応じて取り付けると良いでしょう。

まとめ

スバルヴィヴィオRX-SSは、1992年から1998年まで販売された人気車種です。 軽自動車の概念を変える車内スペースとパワフルな走り、快適な乗り心地を実現しており、軽自動車の発展に大きく貢献しました。現在でも操作性の良さや走破性、乗り心地が知られている完成度の高い車種となっており、販売停止から20年以上経た現在でも中古車市場においても人気を集めている、伝説的な車種の一つと言えるでしょう。

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