日本車はダサいのか。外車に学ぶ長年愛されるデザインの作り方

では、今度は逆に外車のデザインについて見ていきたいと思います。外車のデザインには一体どのような特徴があるのでしょうか。

長年経っても色褪せない

外車におけるデザインの特徴としてまず挙げられるのが長い年月が経っても色褪せず、愛され続けるということでしょう。むしろ長い年月を経てば経つほどデザインに味がでてきています。フォルクスワーゲンのビートル、フィアットのフィアット500などがその典型です。これらの車は日本の車のように毎年のようにマイナーチェンジをすることはなく、2.30年に一回もともとのデザインを崩さないようにモデルチェンジを行うくらいです。もともとのデザインがしっかりしているので長年製造でき、モデルチェンジもデザインを崩さないため最小限に行うのですね。

デザインに意味がある

外車のデザインの多くにはそのデザインになった理由があります。先ほど例に挙げたビートルを見て見ましょう。ビートルが作られたのはドイツがナチスによって支配されていた頃、ヒトラーによって掲げられた国民全員が車を持てるようにするという国民車構想、そして速度無制限で走れる道路を建設するという二つの政策にあった車作りを依頼されたという背景があります。小型でも高速で走れるように、そして高速で走っても丈夫なようにと考えられて作られた結果、あのような長年愛されるデザインになったのです。

日本車と外車デザインの違い

ここまで、日本車と外車それぞれの傾向について見てきましたが、ここでは日本車と外車のデザインに対する姿勢の違いについて比べてお話ししていきたいと思います。

売れるためか愛されるためか

この違いはデザインを作る上で大きいでしょう。そもそものデザインをする目的が違えば出来上がるデザインが変わってくるのは当たり前です。日本のメーカーは売れることを目指して車を作ってます。しかし、車のデザインというのはどの車を買うのか考える上で非常に重要な要素です。売れる車を作ろうとしてデザイン性で外車を選ばれてしまっては本末転倒のような気がします。一方、海外のメーカーは愛されることを目指して車を作ってます。そのため価格面で言えば売れるためだけを考えた日本車より高くなってしまうのは仕方がないのかもしれません。しかし、その少し高くなる値段も愛されるということでいえば良い意味でブランド力になるのでしょう。

目先の新しさか遠い先の“味”か

これはデザインを作るにあたって、どの時代のことを考えて作るのかという違いです。日本の車のデザインはその車を出した直後の反応を気にしてデザインを設計しています。世に出した時に人々がパッと新しさを感じたり先進的なデザインだと感じることができれば興味を持ってもらいやすくなり購入に繋がるからです。しかし、言い換えればそのデザインは興味を持ちやすく飽きやすいということです。車を出した直後は興味をもってもらえますが、しばらく経つと飽きられてしまい、結果的にこまごまとモデルチェンジによってテコ入れをしていかないといけない状況になります。一方、海外の車のデザインは長い年月が経った時、そのデザインが味になるように考えてデザインを設計しています。最初こそ日本車に比べればすぐにとっつきやすかったり、新しさを感じないかもしれませんが一度気に入られるとそのデザインはずっと愛されます。

日本のメーカーが外車に学ぶべきこと

日本の車と海外の車のデザインには大きな目的の違いがあることがお分かり頂けたと思います。では、最後に日本の車が無個性だったりダサいと言われないためには外車のどこを見習っていけばいいのか考えて見たいと思います。

売れる車をという概念を捨てる

これはもうはっきりしていると思いますが、デザインのことだけでいえば売れる車を作るという概念は大切にされるデザインを作る邪魔者になります。まずは、売れる車を作るという考えやそれに沿って作られた、こうしなければいけないというルールを撤廃していくことが重要でしょう。

新しさにだけに目を向けない

新しいものだけが全てではありません。新しいものは確かに車を世に出す上で必要ですが、新しさだけを詰め込みすぎるとその新しさが失われた際、またすぐに新しいものを作らなくては追いつかなくなり負のスパイラルに陥ってしまいます。今の日本車は新しいものに目がいきすぎている気もするので、ここは長年愛されている外車を見習ってもいいのかもしれません。

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コメント:
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