走行距離10万kmオーバー中古車は過走行車?

自分の車を売るときや、中古車を選ぶとき「10万キロ」というのは意識するところではないでしょうか?では実際、何を注意するべきなのでしょうか?


なぜ走行距離10万キロを超えた車の価値が低くなると思われるのか?

一般的に、中古車の買い取り価格は、10万kmを超えると極端に下がります。

これは、10万kmを超えた車は、「過走行車」とも呼ばれ買い手に敬遠されるため、ある意味仕方のないことなのです。

では、10万kmで、車の劣化は急激に起こるかというと、必ずしもそうとは言えないでしょう。

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同じ車の、走行距離8万km時点と、10万km時点の状態を比較すれば、もちろん、8万km時点の方が程度は良いでしょう。

しかし、市場にて販売されている同じ車種で全く違った使われ方をした、8万kmの車と10万kmの車、どちらの方がより良い状態なのか?

これはもう使用環境による影響の方が大きく、走行距離よりもメンテナンス履歴や、実際の車両の状態にて判断した方が良いでしょう。

人間に例えるならば、運動もしていない、健康にも気を使っていない40歳と、毎日欠かさずランニングをして食事にも気を使っている50歳、どちらが体力があって、運動会で活躍できるか?

それに似た話かと思います。

10万kmにて「要交換」とされる、出費の大きな消耗部品はいくつかあります。

その部品交換が済んでいるのであれば、これはまさに買いのチャンスなのかもしれません。

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走行距離10万キロオーバーの車を選ぶ際に大切なのは、

・実際の車の状態を見極めること
・メンテナンス履歴がしっかりしているか

ということだと思います。

走行距離を極端に気にする前に、それぞれの車の状態を正確に把握することが必要なのではないでしょうか?

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