日産アトラスは日産の発売しているトラックの中では一番人気のトラックです。あのプリウスと同じエンジンを使わずモーターで走ることのできるパラレル方式を仕様しています。今回は日産アトラスのみなさんが気になる燃費、サイズなどの情報をまとめてみました。
日産アトラスの特徴
日産のトラック「アトラス」とは?
アトラスは、日産自動車が販売する小型および中型のトラックです。1~1.5トン積クラスと2.0~4.0トン積クラスの二種類がラインナップされています。
1982年の登場から現在に至るまで、日産自動車のトラックとして活躍してきました。
ボディサイズは全長4460~6840mm全幅1695~2180mm全高1695~2550mm、搭載エンジンは排気量1600~5200ccと、幅広いラインナップがあります。「アトラス」は、「いすゞ自動車」や「三菱ふそう」とOEM提携を行っており、アトラスの基本構造やエンジンスペックは「いすゞ・エルフ」や「三菱キャンター」と共通です。日産自動車による新車希望販売価格は、3,994,200円 ~ 5,721,450円です。
室内の収納性
日産・アトラスの特徴は、室内の高い収納性です。仕事車両として利用されることが多いアトラスには便利な収納スペースを装備しています。ビジネスに必要な書類や地図類などをいちばん使いやすい場所に収納できるように、利便性の高いインテリアデザインが採用されました。車内に無駄なスペースがないように、いくつもの小物入れが標準装備されています。
トラックなのに快適な空間
日産・アトラスは、ドライバーが気持ち良く仕事ができるように、居住性にも気配りされたトッラクです。大きなドア開口部と大型ドアサイドステップの装備により、乗降性が大幅に向上しています。頭上や足元のスペースに余裕をもたせた広くて快適なキャビンにより、開放的でゆったりとくつろげる室内空間を実現しました。また、ホールドとサポート性に優れた快適なシートは、走行時に安定した姿勢をキープし、最適なドライビングポジションを提供します。
日産アトラスの歴代モデル’’
1.0~1.5トン積クラスと2.0~4.0トン積クラスの二種類がラインナップされているので、それぞれの歴代モデルを分けて紹介します。
1.0-1.5tクラス
初代 F22型系(1982年-1992年)日産キャブスターの後継モデルとして誕生しました。
2代目 F23型系(1992年-2007年)15年間製造販売されています。
3代目 F24型系(2007年–)現行型です。プラットフォームは、新開発のLDTプラットフォームが採用されました。
2.0-4.0tクラス
初代 H40型系(1981年-1992年)アトラス200/300の名称で販売されています。
2代目 H41型系(1991年-1995年)搭載エンジンはFD46、FD42、BD30のディーゼルエンジン3機種になりました。
3代目 H42型系(1995年-2007年)いすゞ自動車「エルフ」のOEM供給車両です。
4代目 H43型系(2007年-2012年)H42型同様、いすゞ「エルフ」のOEM供給車両です。
5代目 H44型(2013年–) 現行型です。車種名を「NT450アトラス」に改名しました。
日産アトラス歴代モデルの中古車価格
全モデルの平均価格は131.5万円です。中古車価格の相場は、30~449万円です。
1.0-1.5tクラス
初代 F22型系(1982年-1992年)不明
2代目 F23型系(1992年-2007年)30~297万円
3代目 F24型系(2007年–)98~449万円
2.0-4.0tクラス
初代 H40型系(1981年-1992年)不明
2代目 H41型系(1991年-1995年)44~138万円
3代目 H42型系(1995年-2007年)30~297万円
4代目 H43型系(2007年-2012年)98~449万円
5代目 H44型(2013年–) 137~271万円
おすすめモデル
日産・アトラスはトラックなので、購入者の使用用途によって最適なモデルとグレードを選択することがお勧めです。今回は、仕事車両として利用し、荷台に荷物を積むことを想定した場合のお勧めモデルを紹介します。最新型のNT450アトラス(平・標準ボディ)「カスタム」です。全長4690mmと小柄なボディサイズなので扱いやすく、荷台の全長は3m以上あるのでトラックとしての利便性は十分だと思います。また「カスタム」グレードには、電動左右独立格納式リモコンアウトサイドミラー(ヒーター付)やフルオートエアコンなどの充実した装備が付いています。
おすすめモデルの燃費
1.0~1.5トン積クラスの燃費は10・15モード燃費9.9km/リットルです。
2.0~4.0トン積クラスの燃費はディーゼル車で10・15モード燃費 11.0km/リットル、ハイブリッド車で10・15モード燃費 12.8km/リットルです。
この燃費値は、2t車両の中ではトップレベルの低燃費性能を実現しています。
おすすめモデルの維持費
年単位でかかる費用と、毎月にかかる費用の2種類を紹介します。
・年単位でかかる費用
自動車税:11,500~25,500円
車検代:92,500円~
・毎月かかる費用
ガソリン代(1年1万km&カタログ燃費×軽油110円、レギュラー120円、ハイオク130円、):約8,000円
駐車場代:1万円
任意保険代(年齢30歳、免許証ブルー、30歳以上限定、本人限定、車両保険無し、新規で申込、年間走行距離11000km以下):7,112円
日産アトラスについていてほしいオプション
付いていてほしいオプション①
日産・アトラスのおすすめしたい1つ目のオプションは、「サイドバイザー(ステンレス製)」で,価格は22,732円です。ステンレス製のドアバイザーは雨天時の走行中に車内の換気をしても、室内に雨水が入ってこない便利アイテムです。ステンレス製なので、プラスチック製のドアバイザーよりも強度が高い利点があります。
付いていてほしいオプション②
日産・アトラスのおすすめしたい2つ目のオプションは、「メッキグリル」で、価格は6.7~7.8万円です。銀メッキ加工されたメッキグリルは、フロントマスクをスタイリッシュにするカスタムアイテムで、フロントマスクの存在感と風格をいっそう引き立てます。カスタムされたトラックで仕事に取り組むことで、さらなる自信と歓びをもたらすでしょう。
付いていてほしいオプション③
日産・アトラスのおすすめしたい3つ目のオプションは、「荷台の布シート」で、価格は54,000円です。荷台の布シートは、荷台に積まれた荷物を雨や埃などから保護します。強風時においては、荷台の荷物を風に飛ばされることを防ぐ役割もあります。濡れてはいけない荷物、落としてはいけない荷物を運搬する時に役立つ便利アイテムです。
まとめ
日産・アトラスは、日産の代表的なトラックとしてその歴史を歩んできました。トラックは、物流や建設、運搬など様々な分野に利用されます。また、トラックは日本だけでなく、世界の経済発展を支える重要な役割を担っているのです。アトラスは、仕事を頑張るすべての人をサポートし、働く人の相棒としてその役割を果たすトラックです。新車価格は少々高額ですが、中古車であればお求めやすい価格のアトラスを発見できるかもしれません。アトラスの購入を検討している人は、ぜひ自分に合ったアトラスを見つけましょう。