日本の名車日産ブルーバード!その歴史について

15年以上も前に生産終了した国産車で昭和時代に大活躍したロングセラー、日産ブルーバード。マニアの中ではプレミア価格がつくほどレアな車です。今ではビンテージカーとしても扱われているん日産ブルバードの長い歴史を紐解いていきたいと思います。


日産ブルーバードの特徴

日産の誇るロングセラー車

ブルーバードは、日産自動車が製造と販売を行っていた車で、1959年から2001年まで販売されていたロングセラー車です。かつて日産はダットサン系とプリンス系に分かれていましたが、ブルーバードはダットサン系の車で、開発当初ベストセラーとなっていた、ダットサントラックの技術を生かして開発された、セダンタイプの車です。

一時期はモータースポーツに参戦するほどのスポーツカーの側面も

ブルーバードの中でも特に3台目の510型系の上級モデルは当時としては大排気量である、1.6リットルエンジンを搭載し、1969年にはメキシカン1000マイルラリー、1970年には第18回東アフリカサファリラリーに参戦しいずれも好成績を収めています。後のモデルでは、2リットルのエンジンを搭載し、GTシリーズがリリースされるなどますますスポーツカーとしての存在を強めていきました。

高級セダンとしての側面もあり

特に6代目の910型のブルーバードからは、高級セダンとしての位置づけも確立していきました。足回りにも日本製FR車では最初となるゼロスクラブが設定され、特にこの世代からは、乗り心地も良くなったため、タクシーなどでも多く採用されるようになりました。7代目からは駆動形式がFFとなり後部座席の空間が更に広くなり快適となりました。

日産ブルーバードの歴代モデル

9回のモデルチェンジを繰り返したブルーバード

第一世代モデルは、1959年に登場した310型系で、エンジンは1リットルと1.2リットルがありました。

第二世代モデルは、1963年に登場した410型系で、後のブルーバードのイメージを定着させた「SSS」グレードが設定されました。日産としては初めてフル・モノコック構造のボディーが採用されました。

第三世代モデルは、1967年に販売開始された510型系です。この時代は自家用車の普及が始まった年で、1.0リットルクラスのサニーが大衆車であり、ブルーバードは1.3リットルエンジンでボディーを大型化し、中級モデルとしての位置づけとなりました。

第四世代は、1971年に発表された610型系で、この当時流行した曲線を用いた流線型のデザインとなりました。4ドアが主流であったブルーバードとしては初めて2ドアハードトップがラインナップに加えられました。

第五世代は、1976年に開発された810型系で、高級セダンとしての色合いを出し始めました。ボディーサイズは大きくなり、エンジンは、1.6リットルから2.0リットルが用意されました。

第六世代は1979年に発表された910型系で、ブルーバード最後のFR車です。直6エンジンは廃止され、中型セダンとして設計されファミリーユースに重点が置かれました。

 

第七世代は、1983に登場したU11型系です。デザインは第六世代に対して丸みを持たせ、ブルバードとしては初めてのFF車です。

第八世代は、1987年に発表された、U12型系で、ボディータイプは4ドアセダンと4ドアハードトップとなり、デザインは更に丸みを帯び4WD車がランナップされました。

第九世代は、1991年から販売開始されたU13型系で、デザインが更に丸みを帯びエレガントといえるまでになりました。駆動方式としては、駆動方式はFF4WDが設定されました。

最終モデルとなる十代目のU14型系は1996年から2001年まで販売され、日本人ウケするように、箱形のシンプルな外観となりました。ABSが標準装備となりました。

中古車価格について

旧車はプレミアが付くこともあり

第一世代から第二2代にかけては、車両が古いため流通はしていません。しかし、第3世代の車はレースで活躍したこともあり、レーシング仕様の車に260万円という値が付いています。

第四世代についてもプレミアが付き、160万円から350万円にて販売されています。

第五世代についてはあまり人気が無く現在中古車市場には流通していません。

第六世代については、約90万円から140万円にて販売されています。

第七世代のU11型系になるとあまりプレミアが付かず52万円から86万円にて取引され、第八世代のU12型系では、150万円前後で取引されています。

9世代は、丸みのあるボディーがあまり日本人ウケせず、価格帯としては50万円ほどで流通中です。

最終モデルとなる10世代目については、3万円から60万円前後で流通しています。

好みによってオススメは様々!

おすすめのブルーバード

おすすめの歴代のブルーバードとしては、オーナーの考え方で異なります。希少価値のある旧車に乗りたいのであれば、第3世代のブルーバードがおすすめです。しかし、40年前の車ですので、エンジンのレストア済みのものを選ぶと良いでしょう。

また、通常の自動車として使うので十分というのであれば最終モデルの第十代目がおすすめです。その中でも走行距離が少なく年式が新しいものが良いでしょう。

ブルーバードの燃費

まず、第三世代のブルーバードについてですが、大変古い車ですので低燃費は期待できません。1リットルあたりおよそ6キロメートルから7キロメートル程度となるでしょう。エンジンが改造されていると4キロメートルほどのこともあります。

また、第十代目のブルーバードの燃費については、1リットルあたり約10キロメートルから15キロメートルとなっています。

第三世代ブルーバードの維持費

第三世代ブルーバードの維持費をまとめると以下の通りとなります。

自動車税:39,500

車検代:200,000300,000

・毎月かかる費用

ガソリン代

11km&カタログ燃費×軽油110円、レギュラー120円、ハイオク130円、):200,000

駐車場代:1万円

任意保険代(年齢30歳、免許証ブルー、30歳以

上限定、本人限定、車両保険無し、新規で申込、

年間走行距離11000km以下):51,980

オススメのオプション3選

足元をばっちりと!アルミホイール

特にビンテージものの旧車に乗るのであれば、オシャレに演出したいものです。そのためには、足回りのオシャレは欠かせません。アルミホイールが装着されていると良いでしょう。ブルーバードは古くからレースで活躍した車ですので、スポーツタイプのアルミホイールが似合います。また、ビンテージを強調するのであればメッシュ式のホイールでも良いでしょう。価格としては4本セットにておよそ5万から15万円です。

運転を楽にするためにもカーナビを

特に旧車タイプのブルーバードであると、パワーステアリングが付いていなかったり、マニュアル車であったりなど運転が大変です。そこで、少しでも運転の負担を軽減するために、ナビゲーションシステムが付いていた方が良いでしょう。ナビゲーションシステムが付いていれば、余計なことを考えずに運転に集中することができます。価格は約20万円前後です。

エキゾーストノイズを楽しみたい!

ブルーバードは、初代モデルから最終モデルにかけて、SOHCDOHCなどの良いエンジンが搭載されています。そのエンジンから発せられるエキゾーストノイズはとても心地が良いものです。その音を最大限に生かすためにも、マフラーなどの排気系のオプションが付いていると、心地よいエンジンサウンドを楽しめるでしょう。価格は約2万円ほどです。

まとめ

旧車を格好良く乗り回そう

日産ブルーバードは、日産の中でもロングセラーとなった名車です。特に3代目モデルから4台目モデルなどはプレミアも付き価格が高く人気車両となっています。また、最終モデルとなる10代目モデルは、未だ程度の良い車もたくさん流通しています。そんな日産の歴史が詰まったスポーティーさとラグジュアリーさを兼ね備えたブルーバードという名車に乗ってみてはいかがでしょうか。現在であれば、多数のブルーバードが中古車として流通しています。

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