【災害大国日本】運転中に災害が起きた時の対処法

2018年9月4日、台風21号が非常に強い勢力を保ったまま、近畿地方を通過しました。メディアでは「50年に一度の台風」と取り上げられ、特に被害の大きかった大阪府では、屋根が飛ばされたり、車の横転、長時間の停電などが起き、朝日新聞によると被害は死者9名、怪我人229名にまで上るそうです。

また、9月6日には北海道で震度7の地震が起き、9名が死亡、31名が安否不明という状態です。

日本は残念なことにこのような災害が多発する災害大国です。来たる災害に備える為に、今回は実際に運転中に災害(台風、地震)が起きた時の対処法を記したいと思います。

台風、大雨の時には

ここでは、運転中、台風や大雨に襲われた時に気をつけたいことを紹介します。

とにかく冠水に注意

JAFの調査によると、台風発生時でのロードサービス依頼で、一番多かった依頼内容は車の冠水のようです。

これくらいは大丈夫であろうと、たかをくくって冠水した道路を渡ろうとすると、実際は想像よりも深く、冠水してしまった、ということが多く起こっているのでしょう。

冠水を防ぐ為にまずは周囲をしっかりと確認し、少しでも冠水の危険を感じたらそこを避けて運転することが重要です。

万が一、浸水してしまった場合はまず、速やかに車とエンジンを停止します。そのあと、水の深さを足を入れるなどしてある程度把握した上で、車の進行方向の逆側へ歩いて避難します。この際に水が濁っている場合は、足元に十分注意しながら避難しましょう。安全な場所まで避難することができたら、そこでロードサービスに電話し、状況を伝えます。

最後に大切なことは、水が引いたからといって、決して勝手に車のエンジンをかけないことです。感電の危険があるので、絶対に避けてください。

強風による横転に注意

今回、台風21号の被害にあった近畿地方でも、強風による車の横転が散見されました。風が車をひっくり返してしまうなど、少し信じられない気がするかもしれませんが、実際に起きてしまっていることなので、注意が必要です。

強風に煽られる危険性が高い場所として、橋の上、海の近く、トンネルの出入り口付近があります。この辺りは突風が吹くことが多いので特に注意が必要です。

風速10メートル以上の風が吹いている場合は注意が必要です。スピードを出しすぎていると、風の影響を強く受けてしまうので、強風時の運転ではスピードを落としましょう。

今回の台風のような、風速20メートルを超える風(根の張っていない木々が倒れ始める程度)が吹いているときは、大変危険ですので車の運転は控えましょう。万が一運転している場合は車を安全な場所に速やかに停止させる、またすぐには停車できない場合は、ハンドルをしっかりと握り、急な突風で車がふらついたとしても急にハンドルを切らず、落ち着いて走行しましょう。

ライトを点灯し、周囲に車の存在を知らせる

大雨が降っていると、当然のことですが大変視界が悪くなります。車との衝突を避ける為に、必ずライトを点灯させましょう。

また、あまりにも見通しが悪い場合はフロントフォグライト、ヘッドライト、バッグフォグライトを適宜点灯させ、周囲の車に存在を知らせましょう。

 

上記三つが台風、大雨時に主に気をつけるべき項目です。車を運転していないときでも、台風、大雨時には車をガレージにいるなどして、愛車を保護しましょう。万が一、傷、故障が見受けられた場合は、お近くの整備工場で一度見てもらいましょう。中古車個人売買を行っているAncarでは、お客様と整備工場をつなぐ「Repea」というサービスを展開しています。本サービスではお客様の住所とキーワード(メーカー、車種など)を入力して頂くと、すぐに最寄りの整備工場をご覧になれます。最寄りの優良整備工場を簡単かつ早く見つけたい場合は、以下リンクをクリックしてください。

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運転中に地震が発生した場合

前半では台風、大雨時の対処法を紹介いたしました。ここからは、運転中に地震が発生した場合の対処法を紹介したと思います。

車を道路左側に停車させる

車の走行中に地震が発生した場合は、まず周囲の状況をしっかりと確認した上で、焦らずに落ち着いて車を道路左側に停車させます。車を安全に停車させたら、ハザードランプを点灯させ、周囲の車に存在を知らせましょう。

後続の車が地震に気がついていない可能性もありますので、必ず周囲の確認を怠らず、落ち着いて対処することが重要です。

車の中で待機

地震による揺れが収まるまでは、車内で待機しましょう。もし焦って外へ飛び出してしまうと、外の車に轢かれてしまう危険性があります。地震は非常にショッキングな為に、周りの冷静さを欠いてしまうケースが多いです。そのような時こそ自分はパニックにならず、冷静さを保ち、自身の安全を確保に徹することが重要です。

また、車で待機している間に、ラジオやニュースで地震情報、道路交通情報を確認しておきましょう。

緊急交通路を走行中の場合は

大規模な地震が発生した場合、緊急車両を滞りなく目的地へと向かわせる為に、高速道路等、道路の区間が区切られ、交通が一時規制されます。

この規制されている緊急交通路を走行中の場合(ラジオ、ニュースの道路交通情報により判別)、警察官等の指示に従い、速やかに道路外へ移動します。

車を置いて避難する場合

この場合にベストなのが、車を道路外に駐車させることです。しかし、車を道路外へ移動させることが困難な場合は、道路の左側に寄せて駐車し、エンジンを止め、サイドブレーキをかけます。

ここで一つ注意しておきたい事は、必ずキーを車につけたままにしておく事です。これは万が一、駐車させている車が人々の避難の妨げとなった場合に、誰でもすぐに車を別の場所に移動させらるようにする為です。また、所持しているだけでエンジンをかけられる電波式キーレスエントリーキーの場合は、ほかの人が見つけやすいように、キー本体を車内のわかりやすい場所に置いておきましょう。

車を降りる場合は、繰り返しになりますが、必ず周囲の安全を確認してから降りるようにしましょう。

津波が発生している場合

基本的には、地震発生による避難を行う場合は車を利用しない方が安全です。

理由は、地震による路上状態の悪化、信号機の故障による混乱、渋滞などがあります。

しかし、津波が発生し、避難所、高台までの距離が徒歩で移動するには遠すぎる場合は、車で避難する必要があります。実際に、内閣府が東日本大震災発生時に行った調査では全体の約57%の人が車を利用して避難しました。ここからも分かるように、津波のような避難に一刻を争うような場合は、車での避難が現実的です。

しかしながら、先述した通り、車での避難は大きな危険を伴います。万が一、車での避難が必要な場合は必ず、それに伴う危険をしっかりと把握した上で避難することが重要です。

 

まとめ

日本での災害件数は世界的に見ても非常に多く、特に地震に関しては日本の国土は世界の0.28%にも関わらず、世界で起こったマグニチュード6.0以上の地震の20.5%は日本で起こっているなど、非常に地震による被害を受けている国です。悲しいことに、今後もこのような自然災害は起こり続けると考えられます。

その時に被害を最小にできるかどうかは、ここまで紹介した災害時の正しい対処法を知っているかに大きく依存します。上述したものは一見誰もが知っている常識に思えるかもしれませんが、いざ災害が起きた場合、混乱して正しい行動が取れない可能性も大いにあります。ですので、今一度、不測の事態に備えて、災害大国に住んでいる日本人だからこそ、これらの対処法に目を通しておくことを強くお勧めいたします。

また、災害による停電の際に役立つ車を紹介した記事がございます。そちらの記事は以下リンクよりご覧いただけます。

【災害に強い車】災害が多く起きる日本….もしもの時に役立つ車って?

 

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