【若者のクルマ離れシリーズ】〜「若者の車離れ」の原因とは何なのか?〜

「若者の車離れ」の最大の原因は「お金が無い事」です。
とはいえ、老後の安心のためだけに乏しい給料から貯金を続ける事だけが、正しい事でしょうか?
少なくとも国や自動車メーカーはそれが正しいと思っているかもしれませんが、選ぶのはあなたです。

「若者の車離れ」最大の原因は

昔、初代日産キューブが登場した時には「月々の携帯電話代で車が持てます!」というキャッチコピーでCMを流して話題になりました。
20年以上前の当時は携帯電話が爆発的に普及していました。ほぼ同時に普及したインターネットなど、若者とって「車以外のお金の使い道」が増えつつありました。
しかし、インターネットや携帯電話の普及がカーライフのプラスになることもあります。さまざまなオーナーズクラブがインターネットでHPを立ち上げ、情報の共有、仲間の拡大が簡単になりました。いわば「インターネットによる集団の時代」が始まります。連絡もメールや携帯電話で容易にできるので、インターネットを使ったいわゆる「オフ会」などのイベントが数多く開かれた時代でもありました。
しかし、そのグループ内での人間関係のトラブルも当然起こりえます。問題を処理しきれないオーナーズクラブや、カーライフは次第に姿を消していったのです。
そこで、新たに登場した「ブログ」や「SNS」などの「個人の緩やかな情報共有」に時代は移り変わりました。個人が情報を配信し、その情報を元に各自がバラバラに消費をしていく時代です。インターネット上のコンテンツの充実化に伴い、情報共有が更に簡単になった反面、車をはじめとする現実での趣味の興味が薄れていく人も中にはいたのではないでしょうか。また、バブル崩壊やリーマンショックなどの時代背景により、周りに車のオーナーが少ないことや公共交通機関の充実なども「車離れ」の理由の一つとも考えられます。

自動車メーカーと国の選択した道

しかもデフレでさまざまな商品の価格が下がる中、自動車だけは価格が上がり続けました。
さらに、新規格化への移行で品質が向上した軽自動車も、その価値が高まって高価格化が進んでしまいます。
その結果、日本の国産車はかつて特殊な例を除けば500万円程度が上限、100万円以下でもソコソコの車を買えたものが、今では軽自動車でも200万円以上するものが登場し、上限は1000万円を軽くオーバーする車が続出してしまうようになります。
20年前には三菱ミラージュRSなど、本格的テンロクスポーツが150万円代で購入できた時代があった事が信じられない状態です。
それでも車好きな若者は安価なスポーツカーを求め、中古車市場に活況をもたらしましたが、そこに国によるエコカー減税と自動車リサイクル法、米国の「25年ルール」(車齢25年を超えた車は、排ガスなどの規制が大幅緩和される)によるスカイラインGT-Rなどかつての高性能スポーツカーの大量国外流出で、中古市場からも若者が楽しめるクルマが減ってしまいました。
さらに古い車への税金引き上げで「中古でも安価な自動車でカーライフを楽しむ」のも難しくなりました。
国は税収を増やさなくてはいけませんし、自動車メーカーも新車を売らなければいけないとはいえ、その施策が若者の財布に優しく無かった事は事実です。

それでも車が好きならば

そういった流れの中でも「自分のクルマが欲しい。」
最近はそういった若者も少しずつではありますが、増えてきています。
昔の車好きの間でよく交わされた言葉に「金が無いなら腕を磨け、腕が無いなら金を払え、どちらも無いなら知恵を絞れ。」という言葉がありましたが、やはり若者のそういった欲求を満たしていくには各々の状況の中でお金のやりくり、クルマをお得に手に入れる方法、維持費の節約の仕方などを考える必要があります。
とはいえ無いお金は回せませないのも事実です。
どうしてもの時はマイカーローンなども検討してみても良いのかもしれません。

マイカーローンなどの考え方

マイカーローンなどについては、通常のローンに加え残価設定ローンなど膨大な種類があるので、ここではひとつひとつを紹介する事はしません。
しかし、最低限のコツをいくつか紹介したいと思います。

少しでも貯金があるなら、頭金を出しておく

当たり前ですが最初に払っている頭金が多いほど返済を早く終えたり、あるいは月々の返済が少なくなります。
頭金の額が大きければ審査に通りやすくなりますし、より良い条件のローンが組めます。つまり金利が低くなり結果的に負担が軽くなるのです。
ですので自分に何事かあった場合に備えた最低限の貯金を残し、頭金を払ってしまった方が得です。

ボーナスなどは無いものと思え

サラリーマンとして年に1~3回ほどボーナスをもらう方も多いと思いますが、しょせん会社業績で変動するものですから、それを返済のアテにしては危険な状況を招く恐れがあります。 業績の悪化でボーナスが出ないケースもありますので、ボーナスは自分や配偶者へのご褒美として使いましょう。
クルマのために使うとしても、チューニングを行うなどにとどめて、購入時には使わず乗り切るのが得策です。

維持費の事を絶対に忘れない

自動車税、ガソリン代、タイヤ代、オイル代など消耗品、整備費用、任意保険料と、クルマには定期的な維持費がかかります。 新車なら3年、それ以降も2年に一度の車検代もかかります。 それを計算に必ず入れましょう。
月々の返済と車の維持費を合わせて、なおかつ生活費を圧迫しない程度の計算はしておきましょう。

若くしてクルマを持つということ

郊外でない限りクルマの必要性はほとんど無いと思います。
都会では時間通りにバスや電車が走っており、移動には困りませんし、いざとなればタクシーだって多く走っています。
たまにドライブするのであればレンタカーやカーシェアリングでクルマを利用することもできます。
しかし自分だけのクルマを持つことで選択肢は確実に広がります。
普段の行動の中で「クルマを使う」という選択肢が簡単に取れるようになることを想像しただけでもそれはわかると思います。
あなたはもしクルマを購入するとしたらどんなクルマが欲しいですか?
二人乗りのスポーツカー?家族みんなで乗れるミニバン?買い物に行くのに手軽な軽自動車?
自分が本当に欲しい車をはどんなクルマか1度考えてみてください。
そしてそのクルマで恋人や家族と良い時間を過ごすことは「人生を豊かにする」ことにも繋がるのではないでしょうか。
様々な形の「投資」があるかと思いますが、これも1つの投資の形です。
何に投資をするのかを検討するキッカケになれば幸いです。

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