BMW3シリーズの維持費について

BMWの中でも国内で圧倒的な人気を誇る3シリーズ。セダンとツーリングがラインナップされ、国産車とそこまで大差のない価格でありながら、BMWという高級輸入車のブランドを味わうことができることから、BMWの中でも購入層が多いシリーズです。固定費は国産車とほとんど変わらず、減税対象車となっているモデルもあり、比較的維持がしやすい車です。今回はそんな3シリーズの維持費についてご紹介します。

BMW 3シリーズとは

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BMWの中でも3シリーズは中核となる主力モデルで最も販売台数の多い車です。欧州ではメルセデスベンツのCクラスと人気を分け合っており、日本ではフォルクスワーゲンのCセグメントと互角といった所でしょうか。大きめでラグジュアリーな5シリーズや7シリーズもありますが、日本の道路で扱いやすいことや、求めやすい価格から3シリーズが最も人気となっています。快適さや荷物の積載量なども含め、最もバランスが取れているシリーズと言えます。そのため、BMW購入者の3割から4割は3シリーズを求め、続いて1シリーズ・X1などが人気となっています。

BMW3シリーズの維持費について

固定維持費

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自動車税、重量税、自賠責保険料、駐車場代、任意保険などが主な自動車の固定維持費になります。まず、自動車税は1年に1度の支払いで、排気量によって金額が分けられています。現行型の3シリーズの場合、318iが1,498cc、320iと330iが1,998cc、340iが2,997ccとなっており、それぞれ318iから34,500円、39,500円、51,000円となります。なお、減税についてはディーゼルの320dのみ29,500円の減税で年額10,000円となります。重量税はほとんどの3シリーズは~2t区分になるため、基本の税額は32,800円となります。なお、現行型の減税についてはBMWメーカーサイトをご確認ください。

自賠責保険については、25ヵ月(車検期間内プラス1ヵ月)で26,680円となります。重量税と自賠責保険は車検の際に一括で支払うことになるので、月々の固定維持費としては駐車場代と任意保険代となります。それぞれ土地によって変わるのと保険は年齢や事故歴、保険対象の内容によって変わってくるので、ソニー損保などで調べてみると良いでしょう。

ガソリン代

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3シリーズの中でもどのモデルを購入するかによってガソリン代は変わってきます。現行モデルの中で一番燃費の良いモデルはプラグインハイブリッドの「330e iPerformance」です。燃費はリッター36.8kmです。次いで燃費がいいのはディーゼルモデルの320dです。リッター21.4kmとなり、軽油なのでガソリン代はリッター当たりレギュラー対比で10円、ハイオク対比で20円ほど安くなります。ガソリンモデルの中で一番燃費がいいのは318iになります。リッター17.2kmとなっています。3シリーズはどのモデルも比較的燃費は良く、ガソリン代は抑えられるシリーズとなっています。

パーツの交換費用

ドイツ車は壊れてから直すのではなく、壊れる前にパーツ交換し新車の状態を保つ、「パーツは消耗品」の感覚があります。ディーラーに持っていくと「これ変える必要があるの?」といったパーツまで見積もりに入ります。万が一のためにパーツをすべて交換すると、通常より費用がかかります。

3~40,000km走るとタイヤ交換が必要になりますが、特にMスポーツはタイヤの交換費用が普通よりかかるので要注意。グレードによっては前後のタイヤ幅が違うため、量販店のお買い得な4本セットが購入できず個別購入になります。そうすると定価とほぼ同じ値段で購入することになり、結果交換だけで10万円以上かかってしまいます。
さらに最近のBMWは標準でランフラットタイヤを履いていますが、ランフラットタイヤはタイヤ代も工賃も割高になります。パンクしても走れるメリットが大きいのでランフラットタイヤはおすすめですが、その分費用がかさみます。

故障による修理費用

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輸入車は故障しやすいと言われていましたが、以前よりも組み立て制度も向上し、故障頻度は大幅に減りました。高温多湿の日本と同じような気候のドイツで作られている車だからこそ、同じクオリティで走らせることができます。ただし、現行モデルや比較的新しい3シリーズに限ります。中古車で10年ほど前のモデルを購入する方もいるかと思いますが、古い3シリーズはオイル漏れや冷却水漏れがよく発生します。最悪の場合エンジンを下ろさないと直せないオイルシールの劣化などもあり、部品代は安くても交換工賃で数十万というパターンもあります。中古で古い3シリーズを購入された方は、年間での修理費用は10万以上かかると思っていた方が良いでしょう。

まとめ

引用元:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/3-series/sedan/2015/driving-dynamics-and-efficiency.html?_ga=2.246289028.1030582575.1521808952-696429843.1521808952

3シリーズは輸入車だからと維持費が多くかかるということはありません。特に新車で購入した方はメーカー保証もあり修理費用の心配もありません。燃費もいいため月々のガソリン代もそこまで気にならないでしょう。ただ、中古で古い3シリーズを購入する方は修理費用の負担が重くなる可能性があります。また、燃費もそこまで良くありません。その分購入費用が安いので、手軽に3シリーズを手に入れることができます。月々の維持費だけを考えたら新車が一番ですが、購入費用も含めてのトータル費用では圧倒的に中古の方が安くなるでしょう。

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